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永井”ホトケ”隆/tbt(tRICK bAG tRIBE) No.16
 

♪Sad News
小川が亡くなった。70年代、京都で僕の最初のバンド”ウエストロード・ブルーズ
バンド”と共に関西ブルーズ・ムーヴメントの核であった”ブルースハウス・ブル
ースバンド”<vo.入道(西村元弘)g.服田洋一郎 b.森田恭一 dr.小川俊英>の
ドラマーだった小川俊英くんが50才を待たずに膵臓ガンでこの世を去った。”ブル
ースハウス”は入道が抜けた後、名古屋にいた近藤房之助が加入し名前を”ブレイ
ク・ダウン”と変え、ブルーズ・ムーヴメント去りし70年代後期の日本のブルーズ
・シーンを引っ張り続けた。小川くんはこのふたつの重要なバンドのリズム・メイ
カーだった。”ブレイク・ダウン”後期にバンドを脱退、郷里の広島へ帰ってしま
い疎遠になったが、故郷でバンドをやっているという話を聞いていた。”ウエスト
ロード”と”ブレイク・ダウン”の2バンドでツアーしたこともあったし、僕はブレ
イク・ダウンのツアー・ゲストに呼ばれたこともあった。ほとんど演奏は覚えてい
ない。覚えているのは飲みに飲み、連夜バカ騒ぎをし続けたことだけだ。見知らぬ
一団と喧嘩になることはいつものことで、房之助がストリーキングをして警察のや
っかいになったり、真夜中の中学校のプールに忍び込みみんなで泳いだり、僕とも
っちゃん(森田恭一)が裸になっておふざけのホモ・ショーをやり本物のホモの方
にじっと見つめられたり・・・。真冬の京大西部講堂のコンサートで寒さをしのぐ
ために早くからみんな飲んでいて、すっかり酔っぱらった小川が本番でスロー・ブ
ルーズを叩きながら眠ってしまったこともあった。バンドのメンツ丸つぶれという
泥酔ぶりだったが、それを許す他のメンバーの器量の大きさとそれを笑って済ませ
る時代の緩やかさがあった。酒を片手に鼻の先を赤くして、くだらないギャグを連
発し、そのつぶらな目で笑っている小川を思い出す。4ビート系のシャッフルからシ
カゴ・モダンあたりのシャッフルやスロー・ブルーズに彼の持ち味があった。こう
書くともう耳元にその音が、彼のビートが聞こえてくるほど同時代を生きてきたか
ら、彼の死は僕にまだ重くのしかかっている。
その小川くんの死去から数日後、今度はベースの川端民生さんの訃報を大西から受
け取った。ジャズ・フュージョンで名を残した”ネイティヴ・サン”はじめ、多く
のライヴ、レコーディングに参加し、そのベース・プレイは言葉が見つからないほ
ど個性的なものだった。Jirokichiで初めてセッションした本番中、急にベースの音
がなくなった、それも長い小節の間、歌いながら後を振り向くとアンプにベースが
立て掛けてあり川端さんはいなかった。いや、、まいった。彼はカウンターに酒を
取りに行っていた。僕は目を閉じて歌っていたので気づかなかった。グラスを持っ
てニヤニヤ笑いながら戻ってくるとやおらベースを持ち弾きはじめた。その入り口
のフレイズの鋭くカッコ良かったこと!ジャズ・フィールドでの活躍が多かった川
端さんだったが、僕はロックしているヒップなベースマンだったと思っている。レ
ゲエのリズムにも素晴らしいグルーヴがあった。僕なんかよりもっと親交の深かっ
た古沢良治郎さんたちは落胆されていることだろう。川端さんもガンによる急逝だ
った。
音を交わしたことのあるこのふたりのミュージシャンの死が重くて、この夏はただ
暑く、だるい、曇ったような日々だった。そして、いつまでもそのミュージシャン
の生の音を聴くことができるわけではないという当たり前のことを思い知らされた
。お二人の御冥福を祈ります。

♪私の一枚一曲 ;”アドリブ誌”の「私の一枚一曲」というリレー形式のコーナー
があり、原稿を依頼されたことからtbtの皆さん、つまりこれを読んでいる方々に「
あなたの1枚、1曲を教えてください」と告知を出した、貰った返事の中からいくつ
かを紹介します。
1.What a difference a day makes(Esther Phillips)
これを挙げてくださってのは女性のOさん。この曲は僕もカヴァーしてますが、青江
三奈の「伊勢佐木町ブルース」のような色っぽいため息から始まるエスター・フィ
リップスの官能的ヴァージョンには僕も最初驚いた。オリジナルはエスターはが尊
敬していたジャズ・シンガーのダイナ・ワシントン。そのオリジナルは4ビートでス
トリングス入りのゴージャス・ヴァージョンで同名のアルバムはどの曲も素晴らし
い名盤。エスターもあのディスコ・アレンジで歌うのはイヤだと最初は拒否したそ
うだが、結果的には彼女のキャリアの中で一番の大ヒットとなった。
2.You've Got A Friends(Donny Hathaway)
71年リリースのダニー・ハザウェイのLIVE盤からこの曲を挙げた方が女性のUさんと
Mさん。名盤といわれるこのアルバムは70年代初期の黒人音楽シーンが希望に満ちて
いた”ニュー・ソウル”と言われた頃のもの。さほど大きくないクラブでのライヴ
で客席からの歓声や掛声もしっかり入っており、ステージと客席が一体化していく
様子がよくわかる。キャロル・キング作でジエイムズ・テイラーほかたくさんのカ
ヴァーがある。「落ち込んで、困っている時に私の名前を呼んでくれれば、私は駆
け付けるから・・」という友情ソング。日本でもこの手の友情ソングがたくさんあ
り、いっしょにがんばろう・・みたいな歌詞を歌っている人がかなりいるが気恥ず
かしいのは僕だけか?。ダニーが自殺(他殺説もある。享年33才)する少し前に僕
はロスで彼のライヴをこういうクラブで聴いた。ギターにフィル・アップチャーチ
、ドラムにハーヴィー・メイソンなど素晴らしいメンバーだったのに、なぜかダニ
ーはジャンク状態でパワーもグルーヴもなかった。1st.ステージはなんとか我慢し
ていたが、2ndステージも同じような有り様でこのライヴ・アルバムの好印象をずっ
ともっていた僕はキレて席を立ち帰った。正規の音楽教育を受け、クラシック、ジ
ャズなど様々な音楽を知っていただけでなく、一時はブルーズの名門「チェス・レ
コード」のスタジオ・ミュージシャンもやるなど音楽的なキャリアも多方面に渡っ
ていた。ダニーが使っているフェンダーのエレキ・ピアノ、ローズの音を聴くと
70年代初期の素晴らしいにュー・ソウルの時代を思い出す。
3.Till There Was You(The Beatles)
アルバム”With The Beatles”に入っているこの曲を挙げたTさんは小学校3年生の
時にこれを聴いたそうですが、それからの音楽の旅の話が面白かった。ちあきなお
みの『X+Y=LOVE』(ちあきなおみなら”喝采”では?)、辺見マリの『ダニエル・
モナムール』(辺見マリなら”経験”では?)、小川知子・・(小川知子なら”ゆ
うべの秘密”・・なぜか僕はこの歌にエロティックナなものを感じていました。こ
の頃歌謡曲で好きだったのは、”ブルーライト・よこはま”のいしだあゆみ。いま
も素敵ですが彼女は)・そしてG.S.の“GOLDEN CUPS”(ベースの加部正義さんと初
めて会った時、あぁぁゴールデン・カップスだぁぁぁと思いました。高2の時にヤン
キーが溜ってメチャ恐いディスコにカップスのライヴを聞きに行った。カップスは
そのヤンキーたちより遥かに恐くてカッコ良かった。”もう一度人生を”なんて曲
知ってます?Tさん)へと、このあたりまでは良かったが、その後四人(にょにん?
)囃子に出会いコピーバンド(私はいまだかって”女人囃子”いや四人囃子のコピ
ー・バンドを聴いたことがないので、Tさん、ライヴの時はお知らせください)まで
やったところが屈折ですか・・。しかし、それがtRICK bAGに繋がったのだからよか
った、よかった。
4.Eat a peach(Allman Brothers Band)
曲ではなくアルバムを選んだOさんはリーダー、デュアン・オールマン亡き後のオー
ルマン・ブラザーズの”Eat a peach”。その時、中2だったというOさんは音楽的に
は早熟ですよね。僕は中2だとビートルズとリヴァプール・サウンズ。いつもポール
・モーリアのようなBGMが流れてつまらない学校の昼休みに校内放送で放送委員の奴
にちょっと脅しかけてビートルズを流したら、担任が飛んできて1時間ほど職員室で
正座させられた。昨今の日本の10代は洋楽を聴かないそうで、「洋楽は売れない」
とレコード会社はどんどん洋楽から退いている。洋楽を聴けばいいってわけではな
いが、現在の日本のポップはほとんどアメリカ、イギリスでその骨格がつくられた
音楽だから少なくともバンドやる人はそこへ行かないと・・と思うのだが。日本語
にはない英語の歌詞の粋な表現なんかもいいんだけどなぁ。これでは日本は「日本
のロック(もどき?)」という箱庭になり音楽的鎖国化が進むばかり。森首相がク
リントンとの最初の挨拶で”How are you?”と言うところを”Who are you?”と
言ってバカをさらけ出した。国のトップがこれだから音楽的鎖国も当たり前か・・
。しかし、クリントンは”有名なヒラリーの夫です”とジョークで返したところを
、今度は”Me too”と恥の上塗りをした森!おまえはヒラリーのだんなか?!ええ
っ!フォローできんやろ、これじゃ・・。聞くところによれば、どうしても英語で
挨拶したかった森に側近がこう教えたー『まず”How are you?”と言いなさい。す
るとたいてい”Fine thank you.And you?”と返ってくるから今度は”Me too”と言
いなさい。』のっけに間違えてどうする?・・情けない。
5.MOANIN'/ART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERS
これを挙げたYさんは父上が聴いていたジャズ・ドラマー、アート・ブレイキーのこ
の曲を聴くと小さい頃から興奮したそうです。成人して東京にいたYさんは父上の勧
めでブルー・ノートにきたアート・ブレイキーのライヴに行った。Yさんは『
MORNIN'聞きたかったけどあなたを生で見れてよかった』と思ったそうです。そして
アート・ブレイキーは次のブルーノート大阪でのステージを一日やって体調不良の
為、その後を全部キャンセルしてアメリカへ戻り、何日か後になくなったというこ
とです。アート・ブレイキーは40年代後半から活躍し始め、50年代半ばHard Bapと
いうゴスペルの匂いもあり、またR&B的要素もあるジヤズ・スタイルが流行った時代
の主要ドラマー。彼のジャズ・メッセンジャーズにはフレディ・ハバード, ジョニ
ー・グリフィンジャッキー・マクリーン,ウエイン・ショーター、ドナルド・バード
などその後も第一線で活躍したメンバーが多く、アート・ブレイキーを校長にした
学校のようなバンドでもあった。この曲もリー・モーガン(tp)、ベニー・ゴルソン
(ts)、ボビー・ティモンズ(p)、ジミー・メリット(b)、 アート・ブレイキー(ds)と
いう強力なメンバー。ファンキーで、ポップなメロディでテーマが作られ、ジャズ
という枠を越えて大ヒットした。題名を知らなくてもどこかで聴いたことのある人
は多いと思う。アート・ブレイキーのあのソウルフルなドラムの音がいまもYさんの
心に残っていることと思います。そして、ライヴを聞きに行くことを勧めたジャズ
・フリークのあなたの父上は素晴らしい。
6.Full house/Wes Montgomery
ジャズ関係から選んでくれた僕のラジオ番組のディレクターK氏はジャズ・ギタリス
トのウエス・モンゴメリーの名盤「フル・ハウス」を推挙。『フルハウスを聞き直
すと、あのダイナミックなライブ感覚に改めて感動したことを思い出します。時の
マイルス・クインテットのリズム隊が、親分のいない気楽さで、ウェスとジョニー
・グリフィンという野生派に煽られて、彼らの本性を現わした極上の演奏です』と
、K氏は書かれています。ウエスはジャズだけでなくいろんなギタリストに影響を与
えた偉人。サンタナもそのひとりですが、僕の25年来のブラザー、塩次伸二も「あ
れぐらいうまかったらギターのソロ・アルバムもおもろいけどなぁ・・。ビデオみ
てると笑いながらエグいフレーズ弾くやろ。腹立つねん、これが。」と言ってまし
た。そう言えば亡き大村憲司と塩次伸二で「ウエス・モンゴメリー大会」をやる話
があったのですが・・・聴きたかったなぁ・・。
7.Learning To Crawl/The Pretenders
『17才くらいだったのですが、その後音楽的というより精神的的にROCK SPIRITに
目覚め、しばらくエキセントリック(?)な日々を過ごすきっかけになったCDです
』レコード会社に勤めている女性Mさん。シングルの「Middle Of The Road」は今も
Mさんの心の名曲だそうです。たぶん、現在40才は過ぎたリーダーのクリッシー・ハ
インドはパティ・スミスやアニー・レノックスと並んでなかなか骨のある女性ロッ
カー。僕は80年代の最初に知ったのだが、最初ジャケ写を見た時は全員男だと思っ
たほどマニッシュなスタイルだった。そして、何とイギリス人だと思っていたらア
メリカのオハイオ州出身で音楽ライターをやっている時にイギリスヘ渡ったという
。しかし、何故イギリスヘ行ったのか?プリテンダーズ結成は78年。ヴォーカルと
歌のクリッシーにギター、ベース、ドラムというギター・ロックサウンドの最もシ
ンプルな編成だ。キンクスのレイ・デイヴィスと結婚、出産そして離婚。そして、
メンバーの二人がドラッグで死亡。そして、その後にシンプルマインズのジム・カ
ーと再婚し、出産また離婚と波乱万丈の人生。ふたり分くらいの人生は軽く過ごし
ている。その後もメンバーがドラッグでイカレポンチになったりで、メンバー・チ
ェンジをくり返しつつもクリッシーはギターを持ち、子供を背中に背負い(そんな
訳はないか?)ツアーにもちゃんと出て活動を続けている。このLearning To
Crawlは84年の作品。
8.Hello Dolly/Louis Armstrong
僕の大阪の主治医的針灸師であり、「アンタッチャブル」というバンドもやってい
る野本くんはジャズ・トランペッターであり、ヴォーカリストでもあったサッチモ
ことルイ・アームストロングの楽しい”Hello Dolly”。野本くんが言うように上手
く歌わなければとプレッシャーがかかった時にサッチモを聴くと、気持ちが大らか
になります。野本くんの治療院に行くとお灸をされ、針をされ、背骨を直されなが
らドクター・ジョンを聴くことができます。まさに癒しの館であります。
9.金太の大冒険/つボイノリオ
最後は女性のTさんのお勧め、今回のお宝。つボイノリオ「金太の大冒険」(作曲:
つボイノリオ 編曲:小池順一)75年発売のコミック・ソングということですが僕は
未聴です。なぜこれがお宝かというとレコーディングに森園勝敏が参加しているか
らです。男性のモノであるTwo Ballsをキンタ○と連呼しているため発売20日で放送
禁止となった作品だそうで、一部好事家の間では貴重なものらしい。これになぜモ
リが参加しているのか知りたくて本日電話をかけまくっていますが、森園はつかま
らず状態で、その真相は次回になるかも知れません。まあ、楽屋でも激しいシャレ
とバカ話の連発をくり出す男ですから、コミック・ソングをやっていても変ではな
いのですが、75年というと前年に1stの「一触即発」が出て、シングルの「空飛ぶ円
盤に弟が乗ったよ」が出された年だ。コンサートもバンバン出てたし、メンバー・
チェンジもあり「ばやし」はかなり忙しい時期だったように思うのですが・・。ま
さか寄席好きだけにドンキー・カルテット系へのシフト・チェンジを目論んだわけ
でもないだろうが・・。円盤で飛ぶ前の息抜きだったのか・・金太の大冒険・・聴
いてみたい。

♪thanks:みなさんに寄せてもらった他のものを見ると、ロックではローリング・ス
トーンズとオールマンが多かったのですが、あとはサンタナ、ドアーズ、そして「
ばやし」の流れかプログレのピンク・フロイドとイエスもいくつかあった。ジャズ
系は少なく、ブルーズでは教師をされているDさんの挙げたクラプトンの”
woderful tonight”や”いとしのレイラ”が多くクラプトンはやはり強い、続いて
三重県のTさんのスティーヴィー・レイボーン、大阪の会社員の女性Kさんが挙げた
Albert King、そしてBB.KINGにバディ・ガイ、マジック・サム。ソウル、R&Bでは図
書館に勤務されているKさんのオーティス・レディングの”Try a little
tenderness”、学生Oさんが挙げたBen.E.Kingの”STAND BY ME”など・・、カサン
ドラ・ウィルソンを挙げたNさんは曲名がなかった。日本ものでは「四人囃子」の”
一触即発”と「ウエスト・ロード」の”ライヴ・イン・キョート”を挙げた方がそ
れぞれ4、5人。42才の会社員のYさんは「はっぴいえんど」の”風街ロマン”そして
、浜田省吾、渡部美里・・と。どうもありがとう。これもそうですが、ライヴの時
に書いてもらっているアンケートは全員しっかり読んでいますので、言いたいこと
があれば何度でも書いてください。音楽を職業にしていてもすべてを聴くことはで
きないので、何のアルバムが良かったとか外タレのコンサートの感想とかも書いて
もらうと嬉しいです。また、どうしてJBの髪型が変わらないのか?とかコジ犬は走
るのが早いのか?とかクマ大西はどのくらい飲めるのか?とかモリは週に何回ドン
キホーテへ行くか?とかエイリアン・ツルは里帰りしたのか・・そういう質問もい
いですよ。
♪Live:では、最後にこれからのtbのライヴ・スケジュール
明日か8/22、Jirokichi(3339-2727)
9/2 Jirokichi(大西NGで天才の助っ人、バカボン鈴木)
10/4 目黒ブルーズアレイ( 5496-4381)
10/18 高円寺Jirokichi
11/28 & 29 目黒ブルーズアレイ
それから10/12にはjirokichiでバンマス小島の「コジ、ツル、カナ、ヤギ、ホット
ケー」もあります。
では、ライヴで会いましょう。click the tRICK!また次回のtbtまで。Life goes
on.Beat goes on.tb goes on.  tbt




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