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ブルーズ・ディスプレイ-うちのマンションは天井が高いので、歌うとルーム・エコーが実にいい。その天井の梁のあたりにアルバムをディスプレイした。時々見上げてはニヤニヤしている私は病気か?以下、そのアルバムのアップ写真です。
Freddy King/Bonanza-暑そうな真っ昼間の公園でスーツをびっちり着込んでベンチに足を掛け、やさぐれた笑みを浮かべてギターを構えるフレディ。どう考えても公園というロケーションならもうすこしラフな服装であるべきでしょう。カメラマンとプロデューサーの「今回のジャケ写はなんかおもろいところで撮りたい」というコンセプトを知らずに、てっきりスタジオ撮影と思ってスーツで決めてきたフレディ・・という流れが、このおもろいジャケットから読み取れる・・のは私だけか?
Bobby Bland/Two Steps From The Blues-もう、これはヤクザさんとしか思えないボビー・ブランドさんのナイス・ショット!Two
Stepsというてますが、階段は3段あります。家の両脇にはただの雑草が群生しています。もし、彼の大ファンだとしてもこんなドスの効いた彼を見て気軽に「サインしてくださぁ〜い」なんて言えるか?!言えんよ!オレは。この家は彼の家か組事務所か?聞けんよ!そんなん!
Earl King/That Good New New Orleans Rock'n Roll-ブルーズ・アルバム・ジャケット屈指のいなたいジャケットです。ハンバーガー屋か雑貨屋の前にある、半分壊れたような小さなベンチに座るアール・キング。しかもその下には紙クズが散らばってます。おっさんは一応うすいピンクのスーツにネクタイまでして決めています。が、なんでまたこんなとこで写真撮ったんでしょう?意味不明です。しかも、横にいるフラフープ持った退屈そうな女の子ふたり・・・たまたまアングルに入ったような・・どういうアルバム・コンセプト??コンセプトなんかあるわけないか。ただの思いつきやろな。
The Carter Brothers/The Carter Brothers-演歌グループか、お笑いグループか・・といったルックスですね。このおっさんたちはカーター3兄弟で、右のロマン・カーターさんの強力なシャウトとスクリームの歌で南部あたりでめちゃウケてたグループです。「俺は南部の田舎者」という素晴らしいブルーズがあります。ちなみに右のロマンさんのベースには"R.Carter"、左のアル・カーターさんのギターには"A.Carter"と、嬉しそうに手作りの名前のステッカーみたいのが貼ってあります。文句なしのセンスです。私もテレキャスに「HOTOKE」と貼りたいのですが、まだその域には達してません。まだまだです。
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Lightnin' Hopkins/Mojo Hand-これは少し高い天井に近いところに飾ってあります。
まあ私の家の「神棚」みたいな感じですね。一日に一度は手を合わせ、ブルーズという素晴らしい音楽に巡り会えた感謝の気持ちを、敬愛するすべてのブルーズマンに伝えているわけです。やや大袈裟ですが・・。時々、参拝を忘れたりもしますが・・。
うちに来た人は必ずここで立ち止まり参拝します。小泉の「靖国参拝」より「モジョ・ハンド参拝」です。もちろん、来た人たちから拝観料をいただきます。次の写真がその拝観料を入れてもらう賽銭箱です。 |
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賽銭箱-これが拝観料を入れてもらう賽銭箱。箱には偉大なブルーズマン、エルモア・ジェイムズ、ゲイリー・ディヴィス、J.B.ハットーなどの写真がペタペタと貼ってあり、御利益があります。私の貯金箱という説もあります。いっぱいになったらニューオリンズへ行きます。 |
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Drivin' Blues-これは6/17に水戸へ行く時にシュウ(上村秀右)の車でガンガンにかけていたライトニン・ホプキンス。ドライヴにはビートがドライヴするライトニンで決まり!ブギなんか始まろうものならアクセル踏み込んで他の車なんかぶっちぎりですよ! |
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白桔梗-やっと咲いた桔梗です。雨がそぼ降るベランダではかな気な白い桔梗。和服の似合う若い色白の未亡人・・・といった感じでしょうか。手をかけたのにもう咲かないのかと思っていたらある日そっと咲いていました。 |
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紫桔梗-白桔梗が咲いた3日後に見事な紫色を見せてくれました。この紫色は高貴な感じがします。たまに近所で見かける由緒ある旧家の令嬢・・といった感じでしようか。そういう令嬢とはとんと縁がないので、せめてこうして花を眺め愛でるわけです。 |
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