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永井”ホトケ”隆/tbt(tRICK bAG tRIBE) No.13
 

tb 1st.album"Last Exit" 2000/4/25 Release !!
info-ZAIN Records 03-3403-2461
Promo office:Ading 03-5571-1971
★1/17.18.19のLive Recording に参加して下さったみなさんに感謝の気持ちを伝
えなければ・・と思いつつ雑事に追われ、3月に入ってしまいました。「どうもあり
がとう!」改めてメンバー一同の感謝の気持ちです。また、激励と期待のメール、
手紙を送って下さった地方の方々にも感謝します。「どうして週末にやってくれな
いんだ。月、火、水なんて行けない」という抗議もいくつか貰いましたが、今回の
レコーディングが正式に決まったのが去年の11月末で、メンバーとエンジニア、ま
た会場のJirokichiも3日間空いているとなると、1月のあの3日間しかなかったので
す。しかし、音楽は、いや生演奏は「水もの」だ。この3日間も普段絶対間違えない
ようなところを間違えたり、決めごとを忘れたり・・・cold sweat(冷汗)なライ
ヴでしたが、ふてぶてしいtbは3日間楽しみました。このバンドを始めて以来、初め
てスタジオを借りて練習した!(2日間だが・・)が、ライヴ・レコーディングだ!
という盛り上がったムードも、緊迫感もなく、あやふやな決めごとを2.3はっきりさ
せ、「Outlaw Blues」の最初を拡声器で歌うことになっただけだった。歌う当の本
人、ホトケはこれで歌手生命は終わったな・・・と大袈裟に言ってみせ、恥ずかし
いなぁとシャイな様相だったが、本番になって拡声器を握った途端すっかりパンキ
ッシュなってかってのヴァイオレンス・モードがぶり返し、一番から歌詞を間違え
ていた。それにしても毎回毎回でたとこ勝負の演奏をよくやっているもんだ。イン
プロヴィゼーション(即興演奏)とハプニングを重視してできる限り自由な気持ち
でプレイすることを大切にしているtbだが、言い方を変えれば「出たとこ勝負」「
行き当たりばったり」。メンバーの「マニュアルのない人生」のようにステージに
もマニュアルはなく、「マニュアルはステージで自分たちが作るものだ」とホトケ
はうそぶいていますが、ただ計画性がないだけではないのか?という声もある。ソ
ロの最中に2コーラスほどで終わるソロを自分で自分を盛り上げるフレーズを弾いて
、「やめられない。止まらない。カッパエビせん」状態になり結局4コーラス弾いた
カオス・モリ。そして、大西熊に至っては「ああ、こんな風にやってたんだ・・」
とボクが言うと、「ああ、この日はね。こんな感じだったなぁ。次の日はまた違う
けど・・」と・・・・おいおいおい・・。その大西熊がコーラスをやらなかったた
めに、ひとりかん高い声がばっちり録音されたエイリアン・ツルはサウス・ブロン
クスのラッパ−にも変身しました。そんな中コジ犬は相変わらずあっちこっちへ走
り回って意味不明の音を出してイタズラしてました。誰かがちょっと何かアクセン
トやフィルをするとすぐに誰かが反応し、そこへオレもオレもとみんなが寄ってい
く演奏模様はまるでエサの小魚に集るピラニアのようです。それにしてもtbのメン
バーより客席の方が緊張しているようで、まるで出来の悪い子供の学芸会を見る親
のような気持ちだったのではないでしょうか?何しろ「行くところまで行く」バン
ドで、またそれがどこへ行くのかわからないバンドで、いつ帰ってくるかも分らな
い放蕩息子たちですから心配も無理のないことかも知れません。出来の悪い子供た
ちはそんな親の気持ちも知らず、楽屋に差し入れてもらった寿司、菓子など食い、
差し入れてもらった酒、ドリンク剤を飲み、カオス・モリのギャグに笑い、犬だと
思って買ってきたシャツの絵柄がヒョウだったことが分ったコジに笑ってました。
まあ、出来の悪い子ほど可愛いと言いますから、これからも御贔屓に。
最終日、演奏終了後楽屋に戻った時、カオス・モリはにやにや笑いながら言いまし
たー「自由っていいなぁ」。思わず、みんなで笑ってしまいましたが、それは新鮮
な言葉でした。自由になるための音楽をやっていながら、いつの間にか束縛が多く
なり、パワーを取られたり、予定調和の同じようなステージを繰り返すミュージシ
ャンが多い昨今、tbは常にフリ−な気持ちでプレイし、奇想天外なハプニングを目
指し軌道から外れることを恐れず自由でいたいと思います。コジ犬はアルバム・タ
イトルを「自由っていいなぁ」にしようと言ってましたが・・・・。そして、聴い
ているみんなにもその自由を感じてもらい、日頃の拘束を解いてもらいたいと願っ
てます。「自由っていいなぁ・・・」その気持ちが今度のアルバムには込められて
いることをtbtのみなさんだけでも覚えていてください。
先に言いましたように間違いはありますが、「自分のやったことだから・・」とメ
ンバーの潔さ、というかめんどくさいからか・・・はほとんどNo Over Dub (後か
ら音を入れたりすることはしないということ)です。3日間で録った曲数が延べ約
50曲。「あれも入れたい、これもいれたい・・・」「2枚組にするか・」と様々なア
イデアが出ましたが・・・はい、お待ちかねアルバムに関する決定情報です。
★<tRICK bAG 1st.Album Imformation>
♪Album Title : "Last Exit"
♪Release Date:2000/4/25
♪ZAIN Records
♪Album Information:Ading(tel-03-3403-7971)
TRICK BAGのスペルですが、これに決定→tRICK bAG。頭が小文字というちょっとネ
ジレてて、変で面白いでしょ?これの発案はカオス・モリです。書いてみると書き
にくい、書きにくい・・もう。タイトル"Last Exit"は「最後の出口」という意味。
「もう出口はないよ」「最終脱出口」
最終日には Super Harp!Brother 八木、 Rockin' Brother .鮎川誠&Rollin'
Sister Sheena、Sister Hard Drivin' Blues金子マリ が駆けつけてくれ、最後に録
音してることも忘れセッションしてしまいました。
Mari,Yagi,Mr.&Mrs.Rokkets,We thanks you all. Brothers&Sisters.
ライヴ・レコーディング中、みなさんの一言。
1.「久しぶりぃー。元気そうじゃん!ライヴ・レコーディングって言うからさ。酒
もって来たんだよ」(久しぶりに店に現れたJirokichiオーナー、荒井氏。従業員も
終わってから”久しぶりにマスター見たよなぁ”彼はいま御殿場でカウボ−イです
。女にのるのも上手かったけど馬にのるのもうまいらしいとホトケに言われ苦笑し
た元真夜中のカウボーイでした)
2.「まだあるの?まだ2部あるの?」(1部の休憩時間に楽屋に現れたシーナ嬢は
tbのコテコテ・プレイに2部も終わったと勘違い)
3.「おつかれさま。ごくろうさんでした」(最終日すべて終了後、”野音に裕也さ
んの銅像を建てる会、会長”金子マリ嬢。さすが会長らしいお言葉)
4.「この曲、最初さぁ、拡声器で歌ったらカッコいいんじゃない」(カオス・モリ
)「拡声器持って出ていくのアホみたいやない?アホやもんな・・ええか」(戸惑
うムーン・ホトケ)拡声器レンタルfrom アコム¥2000です。だれかくれる人いませ
んか?
5.「もう、ええか、やってまお!」(何度調律しても狂うジロキチのピアノに決断
のコジマ犬。君の頭も一度調律してもらい・・・コーン、ガーン、コ、コン、ワン
。断線か?)
6.「いいねぇ、すごくいいねぇ」(楽屋に現れたミスター・ロケッツ、鮎川誠)
7.「ホーサン、あの曲もう一回やりたい。くやしい、間違えた・・。」(エイリア
ン・ツルがerror2000/1/17を表示。修復可能。ツルを作ったアプリケーションが見
つかりません。明日やり直して下さい。了解)
8.「飲もうかな・・どうしょうかな・・・やっぱ飲も!」(最終日、演奏前楽屋で
落ち着かない本当は冬眠中の大西熊。今回収録のある曲はベースがえらいかっこい
いのですが、いまからNew・CDをもって西荻界隈の飲み屋で自慢する熊の姿が想像さ
れます。)
9.「おめでとう。どやったレコーディング。今度はニューオリンズでやりや。オレ
、いまなマーヴァ・ライトのプロデュース・・」(tbのレコーディングを喜ぶも束
の間、自分の自慢に入る国際電話のブラザー、June Yamagishi)
10.「歯がいたくて・・・」(なぜか早く終わって帰ろうとするジロキチPA.WAOさん
の真相は女ではなく、歯痛だった。)
11.ホトケ「野村さん、千葉真一に似てますよね」野村氏「中村敦夫って言われたこ
とはあるけど・・そう、木枯らし紋次郎のね」(最後の夜、だらだらと飲むメンバ
ーに最後までつきあってくれたグレート・エンジニア、野村さんに感謝!
★最終日全曲終了後のカオス・モリ 「自由っていいなぁ・・・」
★トラック・ダウン最中、スタジオに犬(金子宅の迷犬、ペロ)と現れたカオス・
モリ「テープ聴いて思ったけど、健闘してるよね、おれたち」
★そのペロに顔を近づけて会話を交わすコジ犬ー「ぅーわん、わん、わん」ペロ「
うぁ〜ん、ぅわんわん(おかしいなぁ?どこに犬がいるんやろ・・とキョロ、キョ
ロ。)」かまわずコジ犬「うぉん、わん、わん」ペロ「わん、わんわんわん(なん
や、あんたかいな。そやけどあんた犬か???)」
★Special Thanks to EZ-ME&Alex、Kawada、Keiko(Den Creative),Yamaji,Two
Chang,RecordingStuff,and Jirokichi$,N)$A2q$($k$3$H$OK\Ev$K4r$7$$$G$9!#!Jwく
ん)
★ついていきます。イヤ?(m君)
★生の音を聞けるのを楽しみにしております。 鹿児島T−BONE本山

このライヴ・アルバムが出来ましたら名刺がわりにして全国各地ツアーしたいと思
います。一度、一晩で地球を3周したい方、聴いてみたいと御希望の方々御連絡くだ
さい。
♪tRICK bAG今後のスケジュール♪
3/8(水)ブルーズ・アレイ(5496-4381)JR目黒駅徒歩5分目黒ステーションホテル
 B1
3/21 (火)jirokichi(3339-2727)JR高円寺駅徒歩5分
★★★4/25(火)tRICK bAG 1st.album"Last Exsit"live!発売!!!!
4/28 (金)jirokichi (1st album "Last Exsit" release party"What a
freedom!ya'll" )
4/30 (日) 日比谷野外音楽堂(ブルーズに乾杯)コンサートに出演/Kyon&
Black Bottom,三宅伸次、Jirokichi All Stars他

レコーディングの初日、メンバーがステージに出たときのみなさんの拍手に熱く、
深い想いを感じました。行けるところまで、走れるところまで、tbは行きますから




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