2006年9月29日(金) |
《垂涎の箱》
「オーティス・ラッシュ/ザ・コブラ・シングルズ〜コンプリート復刻盤セット」
PLP-6080/7 P-VINE RECORDS 限定500セット 定価8,400円
70年代初め京都で「ウエストロード・ブルーズバンド」を結成した頃、「コブラのラッシュ、コブラのラッシュ・・・」と呪文のように唱えながら大阪の輸入レコード店に出かけていた頃があった。コブラ・レコードのオーティス・ラッシュのブルーズが素晴らしいという噂を聞き探したが、当時「コブラのラッシュ」の入荷枚数は少なくなかなか見つからなかった。やっとそのアルバムを手に入れたのは、探し始めてから1年半くらい経った頃だった。聴けるわけでもないのに帰りの阪急電車の中ですぐに袋から取り出し、封を切ってその盤をじっと眺めていた。いまやコブラのラッシュはCDでも聞けるので、そのアナログ・アルバムは宝物として私のアナログ棚に静かに収まっている。そして、今回また新たな宝物がリリースされた。P-VINEレコードがシングルの寄せ集めだったそのアルバムの曲を新たに8枚のシングル・ボックスセットにして発売するという快挙(暴挙?)を行った。CDシングルじゃなくアナログ・シングルですよ。ファンにはヨダレもののこのボックス・セット限定500部で2度と再プレスはないそうです。プレイヤーに載せてかけてみるとノイズのチリチリという音とともに、夢を胸に秘めてパワフルに歌う若き日のラッシュの素晴らしい歌とギターが流れてきた。その歴史に残るブルーズの数々に改めてラッシュの偉大さを感じました。チョコレ−ト・ケースのような素敵な箱に入ったラッシュのシングルをまずは御覧あれ。(photograph参照)
PHOTO GRAPH -[OTIS
RUSH SINGLES BOX]追加!!
MY NOTES -[DIARY]更新!!
PHOTO DIARY -[DIARY 2006/09/18〜09/24]追加!! |
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2006年9月15日(金) |
MY NOTES -[DIARY]更新!! |
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2006年9月11日(月) |
先月のライジング・サン・ロックフェスのThe Blues Powerの写真がSmashing Magのサイトにアップされているので御覧ください。アドレスはこちら
http://smashingmag.com/ カメラマンはhanasanという方です。 |
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2006年9月1日(金) |
祝掲載「我和悪魔的藍調」!
私が監修を担当している漫画「俺と悪魔のブルーズ」(平本アキラ作、月刊アフタヌーン連載)が台湾の「BANG!」(photo参照)というファッション情報誌で連載されることになり、その予告を載せた新しい号が送られてきた。私が書いた解説も掲載されているのだが、なんせ中国語だけに読めません。でも、漢字を使っているので一部なんとなく分かるところもあるのが面白い。「ミュージシャン」は「音楽人」。タイトルの「俺と悪魔のブルーズ」は「我和悪魔的藍調」。ブルーズは「藍調」なんだ。
「ロバ−ト・ジョンソンが27才で毒殺された」というくだりは「最後在27歳時遭人毒殺」となっている。中を見てみると男性向けファッションが主体でその服装は渋谷あたりの若い子たちのものと変らない。ファッション特集のタイトル「夏季流行小物的正確使用法」もなんとなく分かるでしょ?また、表紙の4人は台湾のスマップみたいなグループなのだろう。まあこれがきっかけで台湾でブルーズが流行って、私も台湾に演奏に呼ばれ、ジャニーズの子たちみたいに「熱烈歓迎」されて「我食極上台湾料理」とならんかなぁ・・・・とまた妄想癖が出てしまった。台湾に旅行に行ったらこの雑誌探してみてください。ちょっとおもろいですよ。
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