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ギター大改造「クラプトンモデル」→「ホトケモデル?」

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このエリック・クラプトンモデル・カスタムショップのギター、もうかなり前に茨城の清水寺の住職君嶋さんにプレゼントしていただいたものだ。しかし、残念なことにいただいて間もなく君嶋さんは急逝されてしまった。
とても高価なものをプレゼントしていただいたのに、なかなか使いこなせず申し訳ない気持ちのまま月日が経ってしまっていた。実はこのギター、ヘタクソな私にはなかなか手強いギターだった。
もともとあまり歪んだ音が好きではないのだけど、このギター、Toneを回すとブルーストがかかって音が歪んでしまう。その操作に何度も慣れようとしたのだけど、不器用な私はいつまで経っても慣れない。上手く使いこなしている人もたくさんいるし、ロック系の歪んだラウドな音が欲しい人にはもってこいのギターだと思う。しかし、使わないのも申し訳なく、それで意を決してブーストのかからないフツーのストラットに改造を考えた。
ブーストをかけるため本体の中に電池が入っていて、最初その電池を取ってしまえばフツーのストラットになるかと思いきや、電池を取ると音が出なくなる仕組み・・・。しかもフツーのストラットにしょうとすると三つのピックアップも取り替えなければならないというかなりの大手術。う~んと唸ったまま月日が経ち、でもとうとう改造に踏み切ることにして、まず私のギター・コンサルタント、森俊樹先生に相談。すると取り替えるならこのピックアップがいいですとアドバイスをいただいた。それがローラー・ピックアップというメーカーのもの。そういうことに甚だ疎い私は森先生におまかせ。しかも、そのピックアップの日本の輸入代理店の社長を知っているというのでご紹介してもらったら、なんと!かの伝説の「よのすけブルースバンド」のベースの井上さんだった。思わずyoutubeで「よのすけブルースバンド」を検索してしばらく大笑いしてしまった。そして、すぐにメールをいただきなんと!井上さんからピックアップを提供していただけることになり感謝感激。それで改造は旧知の水戸の楽器店「Clap」のギター・テク加藤くんにお願いした。
そして、約三週間後、改造を終えたストラットが戻ってきた。抱えた感じもいいし、握ったネックの感じもいい、そして、何よりいい音している。使いやすくなったが、テレキャスターばかり弾いてきた自分にはまだまだ慣れが必要。
しかし、ここまで改造するとクラプトン・モデルとはもう言えず「ホトケ・モデル」か・・・と、すごく値打ちが落ちた感じがする・・と言うか、値打ちは完全に落ちたな。しかし、ギターは飾っておくものではなく、ライヴで弾いてなんぼのもんですから、少しずつこれに慣れて弾きこなせるようになろうと思っている。
改めてこうしていろんな人たちに助けてもらって、自分は生きているのだと感じた。
ありがとうございます。