MY NOTES > My Feeling For The Blues > No.78




78-「A Happy New Year!2010」
 

ジャケットのチャーリー・ワッツが「A Happy New Year!」と言ってそうなジャケ写真だ。photograph参照
2010年の年明け最初に聴いたのはこのアルバム、ローリング・ストーンズの『ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト! /40周年記念デラックス・エディション』。もちろん、オリジナル盤はアナログで持っているし、その後CDになったのも持っているのだけど、今回はこのストーンズのライヴのオープニングを飾ったB.B.キングとアイク&ティナ・ターナーのライヴも収録されていて、しかもストーンズの未発表曲CDに貴重映像のDVD付きだ。同じアルバムをアナログ、CD、そして今回のCDと三枚も持つことになるけどこりゃ買うしかないだろう。痛いところを突かれている感じはするのだが、とにかくブルーズ馬鹿としては1969年のB.B.キングのライヴは聴きたい!で、買ってしまった。
どうだったか?って・・・・・やっぱりB.B.はすごい!歌いい、ギターいい、バンドいい、ダイナミズムすごい!・・・・B.Bは脂のりのりの大間産の本まぐろ。この当時のショーのスタートの定番、アップの「Everyday I Have The Blues」からスローの「How Blue Can You Get」に流れるオープニングはもうひとつの芸術です。B.B.とドラムのソニー・フリーマンは見事な阿吽の呼吸。途中でギターの強烈なフィードバックもやってくれます、御大B.B。5曲だけどブルーズ馬鹿は満足。しかし、ストーンズもこんなすごいB.B.をオープニング(前座)に使うとはええ根性してます。
アイク&ティナはまあ普通の出来かな。ちょっとバンドがバタバタしていてタイトさに欠けるかな。

それで貴重映像DVDを観てみると最初にキースとミックのふたりで放蕩息子"Prodigal Son"(原曲は1929年録音ロバート・ウィルキンスの"That's No Way To Get Along")をアコースティックでやっているのが出てくる。客はやっぱりストーンズのヒット曲を待っているのだろう、やや退屈そうだが、「おれたち、こういうの好きだもんね」という感じでミックとキースは続いてもう1曲やっちまう。
今度はフレッド・マクダエルの"You Gotta Move"。やっぱブルーズはやめられんねということでしょう。
楽屋にジミ・ヘンドリックスがいたり、ステージ・サイドでジャニスが「サティスファクション」にめちゃノリしている映像もある。

ストーンズの本編のライヴCDは過去何回も聴いたのだが、今回聴いてやっぱ中頃から後半へのグルーヴ、ノリ、押しはすごい。やっぱり強力なロックバンドです!そして、ミック・テイラーのスライドは素晴らしいのひとこと。
このミック・テイラーが辞めてから私のストーンズ熱はややテンションが下がりました。
でも、いちばん好きなのはブライアン・ジョーンズがいた頃。初期はもちろん好きだけど「アフターマス」「ビトゥイーン・ザ・ボタン」なんかいまでもよく聴きます。ブライアン・・・・・かっこいい。

ストーンズで始まった今年ですが、我blues.the-butcher-590213も最強のブルーズバンド目指して今年もがんばります!
みなさん、ライヴで会いましょう!そして、踊り狂い、歌い狂い、叫び狂ってください。Release Yourself!


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