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湘南台「中華三番」永井ホトケ隆+LEE 2月14日(土)

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中華三番の美味しい中華を食べながら(私はあのチャーハンが好き)、ブルーズを聞く。そして、飲む。これぞ寒い冬を暖かく過ごす極意。
LEEには毎回学ぶこと多し。老いては子に従え・・・がんばります。

感謝!好評!永井ホトケ隆ブルーズ・パワー・ラジオアワー

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昨年10月にリリースしたアルバム「永井ホトケ隆ブルーズ・パワー・ラジオアワー」が、好評価を得てたくさんの方に入手していただいているようでありがとうございます。
ブルーズをこれから聴こう、もっとブルーズを知りたいという人たちが親しめるように選曲からライナーノーツ、歌詞の訳、そしてDJもすべてひとりでやりました。
ブルーズを広めたいという僕の長年の気持ちを少しでも受け取ってもらえれば嬉しいです。
タワーレコードのオンライン・ショップやAmazonでは品薄になっている時もあるようですが、しばらく待っていただければ補充されますので不当に高い値段で出されているものに手を出さないでください。正価は税込みで¥2,160です。
また、僕のライヴとblues.the-butcher-590213のライヴ会場ではゲットできます。

では、お楽しみください!
Hey!Hey!The Blues Is Alright!

「私はリズム&ブルースを創った」ジェリー・ウェクスラー、デヴィッド・リッツ著(新井崇嗣 訳)みすず書房

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あっと言う間に読んだ。興味深く、面白い本だった。
黒人音楽にある程度ハマり込むと必ず出会う名前がジェリー・ウェクスラー。50年代からR&Bそしてソウルそしてロックの名盤を出し続けたアトランティック・レコードのプロデューサーのひとりだ。彼が手がけたミュージシャンもリリースしたアルバムもあまりにも多すぎて何から挙げていいのか迷ってしまう。とてつもなく大きな功績としては、まずレイ・チャールズの本領を見抜き世に出したことだろう。ウェクスラーがこの本の中でレイ・チャールズは本当の天才で、自分がやるのはレイがレコーディングする環境を整えることだけで音楽的に口を出すことは何もなかったと言っている。しかし、それがレイにベストの録音をさせるベストの方法だと最初に気づいているところがウェクスラーの才能だ。
また、コロンビア・レコードでジャズ・ブルーズを歌ってパッとしなかったアレサ・フランクリンに、彼女の持ち味のゴスペル・テイストをたっぷり出させてソウルの女王にしたのもウェクスラーの手腕だ。彼が手がけたミュージシャン・・ソロモン・バーク、ウィルソン・ピケット、オーティス・レディング、ラヴァーン・ベイカー、ジョー・ターナー、プロフェッサー・ロングヘア、クライド・マクファター、ドリフターズ、デラニー&ボニーなどなど、、もう枚挙にいとまがない。そして、ヒットしたアルバムの数も数えきれない。しかし、ヒットしただけでなく、最も大切なのはその後の音楽シーンを変え、音楽史に残るアルバムをたくさん作っているところだ。
この本を読むとジェリー・ウェクスラーを癇癪持ちで、短気で、怒りっぽくてつき合いにくい人物としている周りの人たちもいるが、こんなに自分の生きている時間を濃密に音楽製作に使った人もいないだろう。自分の音楽的美意識がはっきりしていて、自分の好きなミュージシャンを心から愛し、いくつもぶつかり合いはあるもののいいものを作ることに邁進していく彼のあふれるほどの熱意、情熱に圧倒される。周りの人間に偏狭と思われようが、自分の耳と心を信じて粘り強く音楽をつくる人間。彼が人間的にマイナスのところを持っていようが、家庭人としては充分でなかろうが、有り余るほどプラスのことをウェクスラーはその仕事で残している。

そういうプロデューサーやディレクターや音楽メディア、出版・・いわゆるこの、日本の音楽業界にもかって数少なくそういう人がいたが、もう久しく会っていない。それは僕自身がいる場所がよくないのか、どうかわからない。
いま周りにいる人たちは、みんな、いい人になんだけれど・・・。
しかし、元々、人間的にある部分だけ過剰だったり、思入れが強すぎたり、特殊な表現が出来たり、常識外れだったりする人間が歌ったり、演奏したりしているのに、それを製作する側の者が自分へのちっぽけな風評なんぞ気にしてどうすると言いたい。まあ、音楽やっている人もやっかいな人は少なくなったけど。音楽に関わらず面白い人、興味深い人はどこかやっかいなんだけどね。

だからこの本のジェリー・ウェクスラーの"正しい変わり者"ぶりは実に痛快だった。

『永井“ホトケ”隆のブルースパワー・ラジオ・アワー/HOTOKE’S BLUES POWER RADIO HOUR』リリース!!!

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永井“ホトケ”隆のブルースパワー・ラジオ・アワー
HOTOKE’S BLUES POWER RADIO HOUR

P-VINE RECORDS PCD-20346
定価:¥2,000 + 税
監修・選曲・解説・DJ:永井“ホトケ”隆
歌詞カード付

2014年10月8日発売

聴けば絶対ブルースが好きになる!
★70 年代にウエスト・ロード・ブルース・バンドでデビュー以来、現在のブルーズ・ザ・ブッチャーに至るまで第一線で活動を続けてきた日本屈指のブルースマン、永井“ホトケ”隆。彼がDJを務めるラジオ番組〈ブルースパワー〉の7 周年を記念したスペシャル・コンピレーション!
★各曲前にホトケによるDJトークを収録して実際のラジオ番組を再現!ブルースに造詣が深い彼が監修、選曲、ライナーノーツで楽曲やアーティストについて解説したブルース入門者にも楽しめる一枚!

【収録アーティスト】B.B. キング、オーティス・ラッシュ、エルモア・ジェイムズ、ハウリン・ウルフ、ライトニン・ホプキンス、マジック・サム、ジョン・リー・フッカー、Tボーン・ウォーカー、ローウェル・フルスン、ブラインド・レモン・ジェファスン、ジュニア・ウェルズ、ザ・ブルーズパワー、ブルーズ・ザ・ブッチャー、J.B.ルノアー、ピート・ジョンスン、リトル・ブラザー・モンゴメリー、ピート・ジョンスン、ウィルバート・ハリスン

1. I BELIEVE : THE BLUES POWER 4:50
2. DJ Talk about “Mojo Hand” 1:05
3. MOJO HAND : LIGHTNIN' HOPKINS 3:05
4. DJ Talk about “Riding In The Moonlight” 0:53
5. RIDING IN THE MOONLIGHT : HOWLIN' WOLF 3:08
6. DJ Talk about “Roll ‘N’ Roll” 0:55
7. ROLL 'N' ROLL : JOHN LEE HOOKER 2:42
8. DJ Talk about “Keep On Drinkin’” 0:45
9. KEEP ON DRINKIN' : LITTLE BROTHER MONTGOMERY 3:09
10. DJ Talk about “Swingin’ The Boogie” 0:58
11. SWINGIN' THE BOOGIE (SUNSET ROMP) : PETE JOHNSON 2:53
12. DJ Talk about “Hey Hey Baby” 0:44
13. HEY HEY BABY : T-BONE WALKER 2:26
14. DJ Talk about “Blue Shadows” 1:08
15. BLUE SHADOWS : B.B. KING 3:48
16. DJ Talk about “Talkin’ Woman” 1:05
17. TALKIN' WOMAN : LOWELL FULSON 2:32
18. DJ Talk about “Match Box Blues” 0:53
19. MATCH BOX BLUES : BLIND LEMON JEFFERSON 3:02
20. DJ Talk about “The Sky Is Crying” 0:52
21. THE SKY IS CRYING : ELMORE JAMES 2:51
22. DJ Talk about “Little By Little” 0:35
23. LITTLE BY LITTLE : JUNIOR WELLS 2:36
24. DJ Talk about “Easy Baby” 0:50
25. EASY BABY : MAGIC SAM 2:47
26. DJ Talk about “I Can’t Quit You Baby” 1:01
27. I CAN'T QUIT YOU BABY : OTIS RUSH 3:09
28. DJ Talk about “I Feel So Good” 0:38
29. I FEEL SO GOOD : J.B. LENOIR 2:18
30. DJ Talk about “Kansas City” 0:39
31. KANSAS CITY : WILBERT HARRISON 2:30
32. VOODOO MUSIC : blues.the-butcher-590213 4:47

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永井ホトケ隆のブルーズ講座 東京編vol.4

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明日8/1代官山『山羊に聞く?』のブルーズ講座でロバート・ジョンソンの話をするのに、ここ数日ジョンソンを聴きっぱなしだ。取り憑かれたか。
生涯に残した29曲を聴きながら、彼が生まれ育ったミシシッピー、ヘーゼルハーストからブルーズを歌いながら放浪した街を地図で辿り、当時のアフリカン・アメリカンの生活状況やアメリカの政治社会情勢を調べていくと、ジョンソンだけでなく名もなく貧しくその生涯を終えていった多くのアフリカンアメリカンのことが浮かび上がってくる。
そこには私達と同じように初恋や恋愛そして結婚、不倫があり、厳しい生活や将来への不安があり、両親、友、死、束の間の享楽や落胆などがある。
そして、彼らの精神形成を決定づけた人種の差別とそれに伴う貧困。
つい先日、ステージを見たボビー・ラッシュやシル・ジョンソンにまでつながっているブルーズという音楽の根底にある精神は、探っても探っても答は複雑でさまようばかりだ。それを日本人である自分に落とし込んで考え始めると増々迷路から出れなくなってしまう。
苦渋に満ちて、泥まみれのようにも見えるジョンソンの人生から美しい詞が生まれてくる。呻いたあとに恋人の名前を歌うとき、それだけで胸がしめつけられる。不平や不満や嘆きが暴力的に投げやりに歌われる恐ろしいような瞬間にははっとする。ジョンソンのあの押さえ込まれた気持ちがムクムクと堰を切って出てくるような歌唱は誰にも出来ない。
卓越したギターテクニックで奏でられる音の中にジョンソンの歌声がこの暑い夏の日、私の部屋にうずくまっている。

ブルーズ・ザ・ブッチャー『In The Basement』リリース!

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2007年の『The Blues Power』の1stアルバムから7枚目のアルバムとなる『In The Basement』が、本日6/4にリリースされました。
コンスタントにアルバムが発表できていること、そして、それに伴うツアーがいつも行われていることを本当に幸せだと思います。すべては応援してくださっているみなさんのおかげです。ありがとうございます。
今回はLeyonaさん、うつみようこさん、Leeちゃん、エマーソン君、そして佐藤タイジくんにゲスト参加していただき賑やかなアルバムになりました。
そして、エンジニアの内田くんの力も言葉で言えないほど大きなものです。
また、ジャケット写真、アートワークは今回も菅原一剛さんにやっていただきました。お忙しい中、いつもとはすこし違うテイストの素敵なジャケットにしていだたきました。
楽器テクの木菱くんと久保ちゃんのサポートにより録音がスムーズに進みました。
録音したGOK Soundさん、マスタリング・スタジオ、バーニー・グランドマンさん、お世話になりました。
そして、P-Vineの井村くん、お疲れさまでした。
みなさん、本当にありがとうございました。
そして、アルバムを購入していただくみなさん、楽しんでください。
また、新しいアルバムと記念T.シャツを持って全国ツアーに出かけます。どこかに来て是非ブルーズ・ザ・ブッチャーとブルーズの楽しさを共有してください。
Thank You For Loving “blues.the-butcher-590213”
そして、ありがとう、浅野くん。

"In The Basement"リリース記念T.シャツ作りました!

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いよいよ、6/4にニューアルバムのリリースが迫ってきました。今回、そのリリースを記念してT.シャツを作りました!シンプルかつなかなか洒落た感じになっています。

1.色は白と黒の2種類

2.サイズはXS, S, M, L,XL

3.価格は3500円

☆ライヴ会場でしか購入できません。

6/5,6,7の高円寺JIROKICHIのアルバムリリース記念から販売をはじめ、ツアーでも各会場でも販売いたしますが、なくなり次第終了となりますのでご了承ください。

永井ホトケ隆のブルーズ講座 長野編vol.1

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飯山ガキデカ・ジャグ・ストンパーズの市ノ瀬くんから「長野でブルーズ講座やりませんか」とご依頼を受けていよいよやることになった。
講座なんてついてますが、小難しいものではなくブルーズっていうのはこういう音楽だよというのをトークと演奏しながら、飲みながらやります。気軽にお越し下さい。とくにブルーズにちよっと興味があるっていう人やブルーズのどんなアルバムを買ったいいのかわからないという人たち是非どうぞ。楽しんでください。
もちろん歌いますよ!

会場はオレガノカフェ(026-232-1854)長野市県町459-5
19時オープン、20時スタートです。
¥3,500(with 1drink)

Hey Hey The Blues Is Alright!

2014年4月1日Bob Dylan 来日公演 Zep Diver City

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僕は最近のディランを増々好きになっている。最近、一部で『カエルを押しつぶしたような声』と揶揄されている歌声だが何十年と歌い続ければ歌声は変っていくし、『カエルを押しつぶしたような声』というならそれは信じられないくらい巨大なカエルだろう。僕にとっては暖かみもあるし、切れもある「いい声」だ。とくに低い声は魅力的だ。気持ちが高ぶっていたのか早めだったが会場に向かった。
大崎から乗った電車の前の席に座っていたのは、若き日のディランのようなもじゃもじゃ頭の20代後半くらいのバンドやってそうな男とその横には美しい長い黒髪の女性。ジョーン・バエズのようにきれいだった。「このふたりは絶対ディランに行くな」とテレポートの駅からふたりの後をつけていったらやっぱり会場に着いた。

ハイボールを2杯飲んでちょっといい気分になったところで客電が消えた。
仄暗いステージに現れたディランとメンバーたちは、デヴィッド・リンチの映画のワンシーンのようだ。あの「ブルーヴェルベット」のような。
1曲目が始まった時からとにかく音が、音響がすごくいい。スチュ・キンボールのアコースティック・ギターの音も、ジョージ・リセリのブラシの切れも、ディランの歌の繊細な表現も実に見事に聴こえてくる。
たぶん、会場の大きさもこのくらいまでがいいのだろう。「音楽」をちゃんと聴く広さだ。
音楽の質の違いもあるが先日のドームのストーンズの音はスタンドにいた僕の位置ではあまりいいものではなかった。
まあ、ストーンズはお祭り的な楽しさの方が大きいバンドだから・・・とは思うが、やはり一度もっと小さい会場で、ストーンズの「音楽」を堪能できる会場で聴いてみたい。
曲は60年代の"She Belongs to Me"や大好きな"Tangled Up in Blue","Love Sick"もあったが、比較的新しい、最近の曲が多くとくに"Tempest"からの曲が多かったように思う。ディランの音楽にはフォーク、スピリチュアル、R&R、カントリーからポップまで、早く言えばアメリカ大衆音楽のすべてが入り込んでいるが、前回と同じように全体的にブルーズのテイストを感じさせる重厚なものだった。それにしても"Like A Rolling Stone"や"Just Like A Woman"などよく知られている昔の曲は本編では一切やらなかった。アンコールでやった2曲"All Along the Watchtower""Blowin in the wind"だけだ。本当に「おまけ」な感じだった。
ディランの表情までは会場一階の真ん中あたりにいた僕のところからでは詳細には見えない。衣装はみんな同じではないが、同じようなテイストで作られていて誰ひとり着せられている感がない。クールだ。ステージのムードもすごいいい。やたら派手な照明をするだけが良いというものではないことを見せてくれた。とにかくチャラチャラ感は一切ない。けど威圧感もない。すべてが必要最小限でありながら洒落ていて、ムードは寡黙だ。
途中で休憩をはさみながら2ステージ。2時間と少しのステージでMCは「15分休憩する」と言っただけだった。メンバー紹介もなかった。黙々と曲を続けた。メンバーの演奏は余計なことは一切なく、誰が目立つわけでもなく、長いソロもなく前回より更にバンド感が増していた。そして、ひしひしと押し寄せるグルーヴの波。もう、ジョージ・リセリとトニー・ガーニエ、スチュ・キンボールを中心に作られるグルーヴはあまりにも見事でずっと聴いていたいほどだった。チャーリー・セクストンが時折弾く短いソロやオブリガードも気が利いている。そして、演奏に彩りをくわえるドニー・ヘロンのバンジョーやマンドリンなどの美しい音色。
そして、ディランだ。72才。偉大な人だが、ただ単に音楽が好きで好きで、ライヴが好きで好きでやり続けているひとりのミュージシャンと見える。ほとんど表情も変らないし、取り立ててアクションするわけでもなく、MCもない。でも、ディランは『ほら、楽しいよ。音楽は本当に楽しいよ。ずっとライヴやるのは楽しいよ』と言っているようだった。
時折、"Soon After Midnight"や"Long and Wasted Years"のような胸をしめつけるメロディを、何十年と音楽に捧げられた素晴らしい声で歌われると何故か漠然と自分が生きてこの場所にいることにすごく幸せを感じて落涙しそうになる。
最後、アンコールが終わってステージ前に揃ったメンバーたちは笑うでもなく、肩を組むでもなく、おじぎをするでもなく、客席を見つめひとつも表情を変えないままだった。そして照明が消えた。そのあっ気なさがたまらなかった。
またしてもディランにやられてしまった夜だった。