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10/4(水)・5(木)高円寺 Jirokichi
  4日(水)The Blues Power
5日(木)The Blues Power(ゲスト:KOTEZ)
The Blues Powerは毎回いろんなパターンのブルーズに挑戦しているが、今回はB.B.キング。それも50年代のB.B.だ。なぜ50年代のB.B.かというと、60年代に入るとB.B.のブルーズ・スタイルはすごく洗練されていき、60年代中ごろには独自の様式美によるきっちりしたスタイル(現在のスタイルにほぼ近い)が出来上がっていく。その洗練のされ方は音楽としてとても美しいものでありそれはそれで私も好きなのだが、50年代のB.B.にはそれ以降減っていくワイルドでア−シーな魅力がまだふんだんにあるのも確かだ。そんな50年代B.B.のグルーヴをゲットするべく今回は新しく"Blue Shadows""Rock Me Baby"にトライしてみました。これらのミディアム・テンポのゆったりとしたシャッフルはかなり難しいけれど、ハマるとすごく気持ちのいいノリになる。
The Blues Powerはまだまだ課題曲が多くて、マジック・サムやハウリン・ウルフの曲が宿題のように山積みされている。それを実践していくうちに自然とThe Blues Powerのより個性的なサウンドが作られていくと思っているので、聴きに来られる方々も毎回のステージでそのプロセスを私達と一緒に楽しんでいってください。
2日目のゲスト、コテツ君は以前浅野君が急に参加できなくなった時に一度ライブに来てもらった他、ムッシュの「ブライアン・ジョーンズ」の録音にも我々BPと参加しているし、私と月に1.2度はデュオでライブもやっているのでツーカーだ。コテツ君も私と似てバンドになると興奮症が出てしまう。ただ違うのはコテツ君は興奮症の高血圧、低所得。私は興奮症の低血圧、低所得。コテツ君のファンキーなテンションの高いハープ(ハーモニカ)の音はBPに見事に溶け込んでいた。また、ゲストで呼びます!
来月のBPのJirokichiは11/9(木)。ゲストには沼澤君が参加している「シアター・ブルック」のベーシスト中條卓君がウッド・ベースとエレキ・ベースの二刀流で登場です。乞う御期待!新たに作った"Federal/The Blues Power"Tシャツがまだ残っていれば、11/9に販売しますので、買いそびれた方は是非どうぞ。でもLサイズはすでに完売してしまいました。
9/30 茂原 ふぇるまーた
  永井“ホトケ”隆vo&g,中野靖之g,金田洋一b,米元美彦dr.
茂原は遠い。我が家から電車を乗り継いでまずは船橋へ。船橋からは車に乗り込み茂原に着くまでに計2時間半はかかる。道が混めば3時間以上だ。帰りは電車が終っている時間になるので船橋のホテルに泊る。もっと遠ければあきらめも着くのだが、日帰りできそうでできないという歯がゆい遠さなのだ。
だが、茂原には熱いファンたちがいる。もちろん、おっさんたちだ。今夜のライブの女性客は三人だった。あとはおっさんだ。若者も少ない。とにかくおっさんだ。その中の常連おっさんであるO君はとにかく熱い!熱くなり過ぎて、飲み過ぎてライブが終る頃にはテーブルにうつ伏せになり寝ていたこともある。O君は私のレパートリーをかなり知っていて、歌詞を知っている曲が始まり酔いが回ってくると歌い始める。
この夜も気持ち良さそうに歌っているO君の声が聴こえてきた。そして、ライブが終ると「次はいつですか?」とすぐに聞く。このO君と「ふぇるまーた」のお客さんの熱さには感謝しているが、私はひとこと彼等に聞きたい-「君ら、若い女の子の知り合いおらんのか?」と。おらんのやろなぁ・・・・・。まあ、「ふぇるまーた」は房総おっさんブルーズの拠点として覚悟するか。
この夜は1時間以上かかる鴨川から来てくださったお客さんたち(これもおっさん)もいて盛り上がりました。ありがとう!12/29の年の暮れにまた「ふぇるまーた」でやります。年忘れに来てください。O君!年末飲み過ぎないように体調整えて、また会いましょう!
この「ふぇるまーた」の和室楽屋でくつろぐメンバーの写真でも御覧ください。(photo参照)
9/26(火)荻窪 Rooster
  永井“ホトケ”隆&YANCY(piano) DUO
ヤンシーは今年の夏も「キャラバン」というグループで各地のフェスティバルにいろいろと出たそうで大活躍だったようだ。北海道の「ライジング・サン・ロックフェス」ではブルーズパワーと一日違いのニア・ミスだった。この日、リハが終ってからヤンシーはマイクをいくつもセッティングしてピアノの音を録る工夫をしていた。それが功を奏してピアノの生の柔らかい音がとても気持ちよかった。ヤンシーがひとりで弾いたファッツ・ウォーラーの早いインストがすごく良かった。ああいう早いスライド・ピアノを弾ける人は日本にあまりいないので、もっといろんなネタで披露してもらいたい。
雨と風の激しい夜だったのにたくさん来てくださってありがとうございます。でも、外の荒れ模様とは正反対にルースターの中は私たちの音楽とお客さんの暖かい拍手で穏やかな夜だった。次回は10/12、もうすぐだ。
9/23(土)大阪南森町 シカゴロック
  永井“ホトケ”隆&森俊樹(g)&南角光司(b)&べ−カー土居(dr)
歌のモニターが最初から最後まで「モ〜ン」とハウっていて気になって仕方なかった。
真面目な話、もうすこし音響設備の充実と改善を御願いしますよマスター。演奏後、8年ぶりにライブに来てくれた女友達と飲んで盛り上がった。旦那も子供もいて大変だろうけど、結婚してなかなかライブに来れなかった人が久しぶりに聴きに来てくれるのはすごく嬉しい。彼女の第一声は「ほーさん、ギター上手なったねぇ!前はソロなんかあんなに弾いてなかったのに・・」だった。それはそれは嬉しい第一声だった。
盛り上がっている後ろで流れていたプラタ−ズが良かった。
ギターの森君が終電に乗り遅れたので、ホテルの私の部屋で一夜を共に過ごして朝帰った。部屋でラブラブ・・そんなことあるわけないやろ!あんなモアイ像みたいなおっさんと・・・。
9/21(木)神戸 ウインター・ランド
  The Blues Power:永井“ホトケ”隆&浅野祥之(g)&沼澤尚(dr)
ウインター・ランドはこけら落とし以来の2度目。神戸は金沢や京都と同じように大好きな街だ。街がきれいでひとりで散歩できる場所もたくさんあるし、美味しいレストランや中華屋さんも多い。必ず行く洋書屋さんもある。最近、定宿にしているホテルもこじんまりしていて、暖かみがあって気に入っている。しかし、たったひとつ昔から気になっていることがある。まあ、神戸という土地柄かお澄ましで上品な方が多いのだろうと思っているのだが、いつまで経ってもライブのお客さんと気持ちが重なり合わない。まずは私が至らないのだと思うが、もっとハジけたムードでどか〜んと互いに気持ちを寄せ合うライブにしたい。なんか私ひとりで突っ走っているみたいで、興奮症の私は神戸に合わないのかと演奏後束の間ですがヘコみました。でも、その後美味しい魚を食べさせてくれるところへメンバーと行って、飲んですぐに忘れましたが。次回は11/22です。ライブの前にちゃんと食べて、一杯飲んでエンジンかけて来てください。重なり合いましょう!
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