MY NOTES > DIARY




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5月某日 その7
  夏に奄美大島にライヴに行く予定がある。それで何度も奄美に行っている菅原さんから地元の島唄の第一人者と言われている坪山豊さんという方のアルバムを借りて聴いた。三線(サンシン)という三味線に似たものを弾きながら歌われる歌は素朴で土着的で戦前ブルーズの趣がありなかなかいい。船大工をやっておられるという坪山さんの風貌もいい。ただ言葉が英語よりわからない(!)ので解説の訳を読みながら聴いている。
5月某日 その6
  P-Vine Recordsから6月にリリースされるソロモン・バークの新譜"Like A Fire"の原稿を頼まれているのになかなか書けない。参考のために過去のソロモンのアルバムをざっ~と聞き直しDVDを観ていると、ソロモンのあまりの素晴らしさにただのリスナー、ファンになって盛り上がってしまい一緒に歌って終わってしまう。まだ3分の1も書けてない。どないしよ。P-Vineの井村君にナッシュビルでのライヴDVDを参考に送ってもらって観たがカントリー一色であまり参考にならない。ソロモンのテカテカのハゲ頭に汗が吹き出てくる(超デブなのですごい汗をかく)とステージサイドからスタッフがタオルを持ってきてその汗を拭いてやるシーンがあった。「おいおい!汗ぐらい自分で拭けよ!」とDVDに突っ込みを入れてしまった。
5月某日 その5
  菅原事務所に打ち合わせに行く。途中渋谷タワレコで行方不明になっているフレッド・マクダウェルのアルバム"I Gotta Move"を買い直した。最近、どういうわけかあったはずのアルバムが見つからず探すことが多い。このフレッド・マクダウェルのアルバムもあったはずなのに先日聴こうとしたらレコード棚からなくなっていた。でも、こうやって買い直すとどこかからぽっと出てくるんやけどね。このアルバムの中ジャケにはフレッドさんがローリング・ストーンズの"スティッキー・フィンガーズ"のアルバムを持っている写真がある。フレッドさんの"I Gotta Move"をストーンズが"スティッキー・フィンガーズ"でカヴァーしてくれたおかげでフレッドさんにはそれまでの人生で見たことがないような大金(印税)が入ってきたとライナーに書いてあった。そして、中ジャケの最後にはその大金がうれしかったのかニコニコ顔でウイスキーを飲むフレッドさんの写真があった。いいなぁ・・・・・。ちなみにフレッドさんはかのボニー・レイットの師匠であります。
そのスライドは息を飲むほど素晴らしい!です。
5月某日 その4
  近所の本屋でウロウロ。ギター・マガジンの表紙がストーンズだったので手に取って立ち読み。キースは何度もギターの盗難にあっているらしい。でも、すぐまたいいギターを買えるところがうらやましい。いろんな写真が掲載されていたがやっばりテレキャスがいちばん似合っていると思う。それ以外では自分でボディの色を塗り直したというレスポール・ジュニアもいい感じだった。今回のストーンズ特集はブライアン・ジョーンズが亡くなってからのストーンズだったが、私はブライアンが大好きなのでブライアン時代のストーンズの特集をやってもらいたい。
立ち読みしていたら携帯に着信メールがあったので見ようとしたら画面に白い膜がかかったような状態になっていてびっくり。どうしたのかと思って一度電源を切ったりいろいろ触ってみたがその白い膜は消えない。また故障か?また携帯買うのか?と不安になっているところにドコモ・ショップの看板が目に入り「すいませぇ~ん」と店に入った。きれいなドコモのお姉さんに「何もしていないのに急にこんな白い膜が張って・・・どうしたんでしょうか?故障ですか?」と渡すと、お姉さんはしばらく携帯をいろいろ押して「はい!元に戻りました」と返してくれた。「あっ、直ってる」と喜ぶ私に「これはですね、プライベート×××という機能で横から携帯を覗かれないようにするためのものなのです。8番を押すとこの機能になります。気づかないで8番を押されたんですね」と微笑みながら説明してくれた。「ありがとうございます。どこも(ドコモ)壊れてなかったんですね」とダジャレを入れてみたがお姉さんに反応はなかった。
私は携帯にある機能の三分の一くらいしか使っていないと思う。私にとってはいらない機能が多すぎる。横から携帯を覗く奴がいたら私は「覗くな!」というだろうし、大体いままでそんな奴に会ったことがない。こんな機能いらないでしょうドコモさん。
5月某日 その3
  ニューオリンズの山岸からTEL。恒例の「New Orleans Jazz Heritage Festival」も無事終わったそうだ。今年はアーロン・ネヴィルにスティーヴ・ジョーダン、ウィリー・ウィークスというセットがハイライトだったらしく、そのメンバーでレコーディングするかも知れないという話だった。山岸の「パパ・グロウズ・ファンク」はスティービー・ワンダーと同じ日の同じステージでスティービーの前の前に出演!出世したなぁ・・。山岸は電話してくるたびに一度にたくさんのことを喋るので覚え切れない。まあ、ほとんどはアホなことやけどね。
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